毒舌のメリットとデメリット 法律的な落とし穴とは

2013年10月16日フジテレビ放送のリーガル・ハイ2というドラマで名誉毀損について放送された。内容は、インサイダー取引で捕まった起業家の鮎川(佐藤隆太)をモデルにした漫画を書いている玉川たま(谷村美月)が、鮎川(佐藤隆太)に名誉毀損で訴えられるというものだった。この放送回で、鮎川(佐藤隆太)は、述べている:

「この国の表現の自由には問題がある」

この言葉を受け、今のテレビ番組を見てみましょう。テレビ番組で、人気者といったら有吉弘行、坂上忍、マツコ・デラックスなどでしょう。彼らの歯に衣着せぬ発言が、今の視聴者の心をがっちりつかんでいるのはたしかです。

世間の人たちは、彼らのキャラクターを毒舌キャラだと考えています。テレビ番組で彼らの毒舌は、共感できる人間が多いからこそ支持されています。しかし、その毒舌に共感しない人間が増えたらどうなってしまうのでしょう?

当然たたかれてしまうのは明らかです。

毒舌は薬にもなるし、毒にもなるようです。

 毒舌の落とし穴

学生時代、もしかしたら一度は聞いたことがあるかもしれません。「自分が言われて嫌なことを相手に言ってはいけませんよ…」と。

この言葉は、人とのモラルがとても重要なことです。しかし、難しいのは自分が言われて嫌な事と、相手にとって言われて嫌な事とが違うという点です。

毒舌もまた、言う人と言われる人との関係性が重要です。もし、何も考えずに毒舌をふるい続け不快に感じている人間が増えてしまったら、その人たちに訴えられてしまう危険性もあるでしょう。

毒舌が裁判ごとに

毒舌は、時として他人を傷つけるものです。憲法13条1民法710条2によると立派な人格権の侵害です。

まず、民事上では損害賠償を求めることができます。そのとき、損害賠償と一緒に毒舌に対する謝罪広告などを請求するのが一般的です。さらに毒舌は、刑事上で名誉毀損罪や侮辱罪で訴えることが可能です。

近年、SNSでの毒舌によるトラブルが増えています。顔の見えない相手からの毒舌は、とても傷つきます!

そういった、ネットの毒舌も立派な人格権の侵害です。

SNSが発達していく中で、会ったこともない人とコミュニケーションをとることができるようになりました。たくさのつながりを手に入れられる今、人との関係性がさらに複雑になっていくことでしょう。

そんな、複雑な人との関係の中、無自覚に自分が言われて嫌なことを相手に言っていませんか?


解説

  1. 憲法13条
  2. 民法710条

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