法律は誰がどうやってつくっているのか

ニュースなどを見ていても新しい法律ができたなどと言ったニュースが多いですが、その法律は一体どのようにして作られているのでしょうか? ここでは法律が出来るまでの流れや関連する組織などを紹介していきます。

法律ができる場所

まず結論から言って、、法律を作っているのは国会および内閣(中央省庁)です。 国会では国会議員が法律の制定に向けた議論を交わしています。 内閣では官僚が新しい法律の原案を国会に提出すべく日夜働いているのです。 下記で流れを追って見ましょう

法律案の作成〜提出

まずは国会での議論のたたき台となる、法律の原案を作成する必要があります。 この「原案の作成」を実施するのが官僚の方々です。 内閣の指示に応じて各省庁の官僚たちが法律の原案を作成し、内閣に提出、内閣が国会の議長に提出する流れとなります。 このとき実は、内閣だけでなく、国会議員も法律案を議長に提出することができます。しかし、実際に法律として採用される法律の多くは「内閣提出」の法律だそうです。 国会議員が作成するより、多くの優秀な人材(官僚)が関わって作成した法律のほうがやはり質が高いのか、単純に内閣(=与党)の意見が通りやすい状況が反映されているのか、真相はわかりませんが、とにかくこのようにして法律の原案が国会のもとに渡っていくのです。

委員会の審査

国会の議長に提出された法律案は、次に委員会の審査にかけられます。 委員会とはなにかといいますと、法律の各分野ごとに作成された議員の組織で、国会議員は原則一つ以上の委員会に所属しているようです。 議論される法律の分野毎に、それぞれ専門の議員たちが法律の正当性を審査するわけですね。このとき、公聴会などを開催し、民間の関係者などをよんで意見を聞くこともあります。 本当に法律を作る必要があるのか、新しく法律を作った場合に問題はでてこないのか、国会で議論する前にも具体的に確認をしておくのですね。

国会での審議

委員会で審査された法案については国会の議論にのぼることになります。 よくニュースでも取り上げられる国会中継では、上記のように事前にいろんな人間が関わった法律案について議論しているのですね。

両院協議会

衆議院と参議院で決議の結果が食い違った場合は、両院協議会で話し合われることがあります。

公布

以上の過程を経てついに法律は公布されます。 法律が出来るまでの流れが少しはイメージできたでしょうか? 参考になりますと幸いです。

 

参考リンク

法律ができるまで:国会の基礎知識:参議院のあらまし:参議院

委員会の活動(1)法律案の審査:国会キーワード:参議院

常任委員会 – Wikipedia

私たちの国では、どうやって法律ができているの? | 進路のミカタニュース
国会で法律が作られるまで(法律案の原案作成)の過程と、影の主役である国家公務員達(キャリア官僚)の活躍を説明します。 法律を作るのは一見すんなり進んでいるように見えます。しかし綿密に審議されるため非常にたいへんな作業なのです。

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